私は留まるしかないと続くのはMGS3の冒頭の名台詞。この台詞が大変に好きだ。
自分は流されているのか、なにもしていないだけか。自分がやりたいことはなにか。
仕事でもやりたいことはなんだろうと考えてばかりだ。もっといい仕事をしたいのか。いい仕事ってなんだろう。お金か使命感か、楽なことなのか。それとも面白いことか。
世の中の役に立つことか、新しいことに関わることなのか。
新しいことを学びたいとは思っているはずなのに、全然手は動かない。ずっと昔から。
Webサービスを作って一発当たれば人生楽そうだ、そう思って勉強したこともある。
でも全然作れなかったし、続かなかった。自分がやらなくてもいいと思うことが多い。
作る前からいるのか、いらないのか。そう考えて動けずに終わっていく。
言い訳ばっかり達者になっている自分に嫌気が差す。口ばかりうまくなって、手が動かない人間になりたくなかったのに。
その反面、好きなことは頼まれてもいないのに熱中してしまう。3Dモデリングなんて夜中の3時まで作ったりもしている。やらなきゃいいのに、やめられない。
ライティング、光の加減をいじるのも楽しかった。カメラ業界とかCG業界の共通知識を手に入れた気がする。そんな知識は必要だったのか。役に立つのか？仕事になるのか、金になるのか。こんなことしてる場合か。悩みっぱなしだ。
ものづくり、モデリング、Unity。そういうものに少しだけ期待を抱いてしまっている。BOOTHなどで売れている人を知っていて、憧れてしまう。自分にもできるんじゃないかって。不純だ。本当はただ無心でいるべきなんだろう。ただ楽しいって。
でも挑戦したいうちは、挑戦したほうがいいんだろうか。
自分の好きなことはなんだろう？技術が好きで、プログラミングも面白いと思っているし、尊敬もしている。いろんなことを聞きかじって、ほんの少し触れてるけど自分で誇れるものはなにもない。そして食べていける自信ももはやない。なにより、自分自身新しいことをやろうとしても、続かない。
どうしてなんだろう、世の中プログラミングやってれば食っていけそうなのに。
すごい人も知っている、よっぽど仕事があるってわかっているのに。
なのに自分はどうにも続かない、やる気がでないのはただの怠慢なんだろうか。
モデリングとかUnityもやってみてはいるけど、不安だらけでただの趣味でしかない。夢以下の希望しかない。現実を見なきゃいけないのかもしれない。でも、ただ楽しくて時間を浪費してばかりだ。遊んでばかりいることに夢中になって、取り返しのつかないことにならないか不安だ。
でもホントはわかってる。
無理せず自分がやりたいことを自然とやれること、それが大事なんじゃないか。
やろうと思わなかったこと、やり続けられなかったこと。それは本当に自分がやりたいと思わなかっただけじゃないか。
だったら、続けてきたことを活かせるように生きるしかない。
活かせることをやるんじゃない。活かすようにすればいい。そうすれば好きなことも続けられる。最初から打算でやるなんて、つまらない。なにより自分には合わないみたいだ。
やってきたことがいつか役に立つように生きようと思う。そして悲観的になりすぎないように。好きなことを続けてみて、役立てよう。そのほうが自分には合ってるはずだ。
まあ生活が苦しくなったら、ちょっとは打算的にあがくしかないのかもしれないが。
