かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

続ける理由

 

VRChatを始めた頃はクリエイターたちの集いに憧れた。
すごい人達がワールドやアバターを作ったり、絵を描いたり楽しそうだった。
そのコミュニティに近づくにはどうしたらいいのか。
それはたぶん作ったものが評価されないといけないと思った。

 

で、昨日にふと気づいた。きっとそうじゃないんだなと。
たぶん好きだから集まってるだけなのだ。”作る”ってことが。

 

作るのが好きな人達だから、話が合う。好き同士で好きなことを語ってるだけだ。
参加資格とか試験だとかだぶんそんなものはない。
ただ好きだから、そうじゃないとコミュニティは長続きしないと思う。
ましてや趣味ならなおさらだ。

 

つまりTwitterとかPixivだとか…そういう承認欲求のために集ってはたぶんいない。
絵師さんとかが絵をしばらく投稿してないと忘れられてしまうーとか人権がなくなるーとか焦っているのをたまに見かける。それと同じ理論でコミュニティに居続けるにはなにか作ってないといけないと感じてしまう。

 

VRChat全体に「なにかを作ってないといけない」と感じたりしていた。
でもそうじゃない。VRChatは「好き」で集まるコミュニティなのだ、きっと。
SNSもそうだ。好き同士で集まったほうがいい。
だから作り続けることが、存在を続けるための条件じゃない。作らなくてもいていい。
なにかが好きだから、そこにいる人たちと好きなことを共有する。
その好きなことが”作る”だから、作ったものを共有しているだけなのだ。

 

さて、自分は作ることが好きなんだろうか?
それともVRのコミュニケーションが好きなだけだろうか。

答えは、その時々で変わっていいと思う。好きの濃さも人それぞれだ。