かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

しゃしんなんもわからん

 

そこそこお高いカメラを持っているけど、全然使ってない。理由は、撮るのが恥ずかしいから。うまく撮れなくて、なかなか持ち出す気にならない。撮るたびになんか駄目だなと思ってやめてしまう。

じゃあいい写真ってなんなのか。参考になる本を買って読んでみて面白かったのは主役・脇役を決めろということ。被写体はあくまでモチーフでしかないということ。

 

ああ、美術のりんごとかビンとか置いて静物デッサンしたアレかと思った。

静物デッサンは形とか色を学ぶためのものでもあり、構図の面白さ、引き立て方も学ぶものだと思う。モノそのものも大事だけど、それをどうイメージするか。どんな感じがして、それを強調できるか。内面に関わる作業だと思った。

 

他にも添削例みたいなのがあって、そもそも被写体がつまらないとか背景がつまらないなどざっくりとしたダメ出しがあって笑ってしまった。そんな身も蓋もない。じゃあどうすりゃいいのさ…となる。

その答えとして感動したもの、いいものを選ぶように、と書かれててうわぁ…となった。そんな感覚的な。まあ写真は感覚的なのかもしれないけど。一般的じゃない、興味深い一瞬を撮れと書いてあって、無茶な…と思ったり。

 

自分にとっては面白いなあと思う瞬間でも、撮ってみると平凡にしかならない。
この差は何なのだろうか。自分の目をもっと厳しくしないといけないのか。
こういうところが人とズレてるってことなのかもしれない。