かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

10億

 

togetter.com

10億円あたったら小説を書くのをやめますか?という問いに「10億あったらなんの心配もなく小説が書けて嬉しいな」と答えた話。いいなあと思った。

自分はSEとして働いているけど、プログラミングが一生できない代わりに10億あげると言われたら喜んで従う。プログラミングは問題解決の手段でしかなくて、代わりのものはいくらでもある。別に自分が書かなくていいなら、大変良い。

趣味でプログラミングしたいか?というとさほど興味はない。できると便利だし、書くのは楽しい。が、やるにしても結局は既存コードの調整、改良くらいになりがちだ。書かないと人間としてダメになるほど餓えてはいない。今後も多分そうだ。

基本的に仕事においても今あるもので事足りる、ないなら我慢できるタイプなのだ。積極的にやらなくてもいいなら、放置してできるまで待つ。

 

今10億あたってやるとしたら…古典とか数学とかをゆっくり学びたい。自分が今学んでいるものは結局、優先度をつけている。お金をかけて、時間を溶かしているから無駄にはできない。なるべく役に立ちそうなものに時間をかけているわけだ。

けど、お金があれば将来の心配はない。だったらゆっくりと大事なことを学びたい。古典なんかは特にそうで、古代の思想なんかを読み解きたい。どういう風に作品を読み解けばいいのか。読み解いたものをもとに、聖地巡礼をのんびりするのもよいかもしれない。

 

世間体とか、VR/ARの技術的発展、コミュニティの進歩についていきたい気持ち。そういうので今学ぶべきものの優先度を決めている。限られたお金と時間をどこ使って、どこについていきたいか。けど、将来の不安のないお金があるなら世間についていかなくていい。だったら思い切り過去の文化や基礎教養をじっくり学びたい。人生の豊かさってのはそういうところに費やせることじゃないかと思っているから。