かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

Linuxカーネル

 

めざせすーぱーはかー(Steam: hacknet)

今週のお題「人生で一番高い買い物」ということで、考えてみた。家とか車とか高い買い物でポピュラーなものは思いつく。だがどうせ挙げるなら面白いものが良いなと思った。

 

例えば人生で一番高い本の買い物とか。たぶん記憶にある限りでは…
詳解Linuxカーネルが一番高かった。

www.oreilly.co.jp

なんと7260円。Kindleでは出てないみたいだ。これはもんのすっごく分厚くて重くてやばい本である。プログラマーとしてはよく知られた本ではなかろうか。

 

中身の解説をすると、現在サーバー用途などでよく使われるOS、Linux本体の動作の仕組みを丁寧に理解できる本というわけだ。OSレイヤーでプログラムがどう動くのか、ファイルシステムとはなにかとか…とにかくすべての基礎中の基礎と言ってもいい本である。

これを掘り下げるとCPUの作り方とかになる。コンピュータアーキテクチャアセンブラの世界になり、さらに掘り下げるとハードウェア設計に足を踏み入れることになる。

 

通常プログラミングでの最下層レイヤーといえばおそらくはLinuxカーネルレベルだろう。そういう意味でこの本をマスターすることはすべてのプログラミングの基礎を学ぶに等しい。

 

そんなすごい本なら学ばなきゃ損!…と思いつつなんと大学在籍時代に買ったもののついぞ読まずに本棚にしまいっぱなしである。読めばいいのに。結局のところ終りが見えず、読むのが大変そうで挫折したのだった。買っただけで満足と言うかいつか時間がある時に…と思ってやらなかった。

www.amazon.co.jp

たぶんだけどこっちの薄い本のほうがわかりやすいかはともかくとして、たぶんやりきれた可能性がある。分厚さは時に心を折りやすい。高いものを買ったからと言ってやるとは限らない。

 

こうして書いてみるとじっくりLinuxカーネルを毎日勉強してみるのもせっかくだし悪くないかもなあと思った。