One Step From Edenをクリアした。ただし、エンジェルモード有効でだ。
当初はオプション無しでクリアしようとしたが諦めた。
まずはエンジェルモード有効でクリアして、コツをつかもうと考えた。
2,3回クリアしたのち、エンジェルモード無効化をしたがクリアできなかった。
何度か挑戦したが諦めることにした。意地を張るのはやめた。
このゲームは明らかにロックマンエクゼを模している。
違いは極端なリアルタイム性だ。
ロックマンエクゼではリアルタイムパートとターン制が融合したデザインだ。
デッキから手札を何枚使うか決めて、リアルタイム性へ移行、ゲージが貯まったら任意のタイミングでプレイヤーはデッキから手札を選び、ふたたび戦闘へ。
ある程度考える時間があって、今思うと良いデザインだったんだなと思う。
ちなみにロックマンエクゼの対人戦闘ではどちらかがゲージが貯まって手札選びのターンになると戦闘が一時停止する仕組みになっていた。
ゲージを一瞬で貯めてコンボする方法もあったのでちくちく時が止まって面倒だったときもある。まあそれも含めてカードゲーム風だったような気もする。
OneStepFromEdenは止まらない。ゲームを開始したらポーズする以外にゲームは止まらない。(時を遅くする方法はあるけど)
なにより移動も敵の攻撃スピードも、予測もすべてが早い。
ロックマンエクゼのフォルテの悪夢を思い出す。あいつの弾幕はすさまじかった…
そのボス並みの速さが常に襲ってくるようなものだ。
慣れればどうにかなるのか?と思ったのだがそうでもない。
敵が多いし、範囲攻撃もすさまじい。ステージが進むごとに攻撃も苛烈になる。
対策は2つだ。一つは当然プレイヤースキル。見て避ける、攻撃よりも避けることを優先する。だがこれは大変すぎる。弾幕ゲーの避けレベルで厳しい。
もう一つはデッキを防御志向にすることだ。ひたすら防御力を高めつつ、高めた防御力を活かして攻撃に転ずる。
しかしながらこれまた難しい。一つは運要素。なかなかいいデッキにはなりにくい。おまけに手札に来るのもランダムなので被弾することも多い。厳しい。なによりある程度避けないとやっぱり防御もたまりづらい。
さらに厳しいのはHPシステムと防御システム。HPの回復手段がホントに乏しいのだ。
デッキからHP回復するものはよくて+40とかその程度、一戦闘一回きりだ。
救助対象としてたまにでてくる味方NPCも誤射しやすく、+200程度の回復だが間に合わないことも多い。
ロックマンエクゼなら毎回の戦闘HPMAXで手札の回復手段も最大300とかナビを使えば+500とかもあるのになんで…
という感じでなかなか玄人向け、ゲーム上級者向けになっている。
運要素の強さ(デッキ構築の難しさ)、リアルタイム性+回復手段が乏しい、弾幕ゲーの如き敵の攻撃の苛烈さという難易度の高さ。
これらをクリアするのは本当に大変なので自分はエンジェルモードでクリアしたこととしたい。ちなみにエンジェルモードでも実績解除できるので、かなり温情措置となっている。
正直、エンジェルモードはEasyモードだ。それでも面白さは変わっていない、むしろ楽しみやすくなりOneStepfromEdenの魅力は十二分に伝わると思う。
アクションが苦手&ローグライクが苦手な人は、ぜひ遠慮せずエンジェルモードを利用してクリアしてみてほしい。苦しいポイントを上に散々書いたが、エンジェルモードならばなんとかなる。