VRで人の意識が変わるのかの議論についてて、聞いてて思ったこと。
たしかにプレイしていていろんな気付きがある。人生で経験しづらいことがいろいろ。
一方で、めっちゃ大きな意識の変化というのはないような気もする。
自分の中で大きな意識の変化と思うのは「タッチパネル」をすべてのディスプレイで試そうと思うかどうか。触ってなんとかするという意識がデフォルトで入っているか否かは世代によって異なる。
それくらい大きな変化はあまりない気がする。ほかによくある?話のネタとしてはTVの普及もあるだろう。創作物でタイムトラベルものでは、昔の人がTVの存在に驚くというのは鉄板ネタだろうし。
それぐらい大きな人の意識が変わる発明はVRにおいてはないと思う。
最初期の自分にとって3Dモデルが動く、二次元の嫁という概念が三次元のアバターの動きに変わるというのは大きかった。
けど、今VRChat黎明期から5年は経った事を考えて冷静に見ると社会が変わるほどのものではなかった。ChatGPTはEUとかで規制法案みたいなのが通ったり世間を賑わせてるのに比べて、全然だと思うとそこまで大きな影響力はなかったように思う。
個人ごとに意識が変わるときというのは、収入がめっちゃ増えるとか生活環境が変化することに起因するだろう。購入するものの値段を見ないで済むとか、一人暮らしでいつでも好きなことできるとか。
それと同じレベルの各個人の小さな意識の変化はあるように思う。
VRで酒を飲むと、居酒屋でみんなで集まるよりも楽ちんだとか。
(やったことがないし危ない気がするんだけど)
けど社会的なインパクトを含む意識変化はやっぱりないというのが今だと思う。
Amazonで買ったほうが楽で安い(ネットショッピングを使うのが普通という変化)があったりするけど、それもやっぱりインパクトとしては小さい気がする。
地動説・天動説級のインパクトのある意識変化がもたらされる技術革新は今後来るだろうか。なんだろ、各業界でセオリーが破壊されることはよくあることのように思う。広告が嫌がられすぎてる今現在とか。