インターネットがAI生成だとか、インプレゾンビに溢れても
小さいおでん屋の屋台の気分で、ほそぼそと具を煮込みながら待って
来たお客さんに黙ってそっと出して、気に入ってもらえたら嬉しい。
小さなことからこつこつと。
自分より賢い人とか、有益な情報とか考えない。
調べて勉強したことや、役立つ情報をちまちま書く。
店を持ってる気分で、出店料は今のところ無料だ。
儲かりもしないが、たまに来てくれるお客さんがいるのはわかってる。
昔、研究活動の端くれにいた身としてわかってることがある。
小さな研究結果でも、どこかの誰かの役に立つことはあるってこと。
可能性は低く、研究というのは地道で、小さなもの。
けどそれを何百年とやってきたのが人類なわけで。
研究というほどではないけど、なにかの情報発信を続けることはいいことなのだ。
だれかの役に立つはずと思っていいはずだと信じる。
たしかiPS細胞の研究をしてた山中さんのインタビューだったか。
研究というのは小さな輪の鎖でできてる。一つ一つの研究は小さな輪。
研究者は小さな輪を丁寧に、壊れないように作らないといけない。
じゃないと、どこかで鎖にするとき一つの輪が壊れたら全体が切れてしまう。
研究はいつかどこかで、誰かの鎖として役に立つ時が来る。
同じように、インターネットに書き連ねてるなにかしらの記事も誰かの人生で、なにかを作るときとかに役立つ日が来るかもしれない。
そう信じてるわけで、ちびちびやっていく。