かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

多摩美術大学の卒業制作展に行ってきた

 

抽象画、構成、多色、幾何学
Bing Image Creator

でかい

美大に行ったことがないので、いい機会なので多摩美術大学に行ってみた。
まず、そこそこ遠い。なんで遠いのかというと、キャンパスがめっちゃでかい。

作品もそこそこ大きかったりで、見るのに時間がかかって結局全部見きれなかった。
敗北感ある。すごい疲れた。

作品たち

それぞれ好きなもの、行きたい方向性が結構見えるのが面白かった。
卒業展示のお題はなんなんだろう?どんな条件があるのか気になった。

 

メディア芸術コースのカリキュラムは、こうした人材を育成するためにダイナミックに編成されています。インターネット時代におけるメディア表現の技術を身につけて、時代と向き合い社会の動向を分析する能力を有し、新しい世界を予見させるオリジナル作品を総合的に制作することができる能力を身につけた学生に、学士(芸術)の学位を授与します。

多摩美術大学|三つのポリシー

上記はメディア芸術コースの卒業の条件らしい。講師の講評とかは見えなかったし、ホントに作品一本で勝負みたいなストイックさがあった。

 

わからんなあと素直に思うものもあれば、わかりやすさが明快でプロダクトデザイン的(工業デザイン系?)のようなものもあった。アイディアの組み合わせとか、日常のちょっとしたことにひねりを加えたものとか。

 

あるいは自分の進みたい道が強烈に決まってそうなものもあった。絵本とか、ボードゲームとか、アプリデザインとか。たぶん卒業できなくてもその道で食べていける自信ありそうだなあ、みたいな。

 

自分に足りなかったもの

一方でやっぱり知識不足なのか、「なぜそれなのか」がわからないものも多かった。
なぜその媒体なのか。CDだったり、ポスターだったり、映像作品だったり…
そこで描かれているものに対しても、理解できないものも多かった。

 

たぶんだが、自分には「良さ」を測るためのツールがない。
例えば色使いだとか、感性に働きかけているものを察知することができない。
バランスとか、そういう作品に対する「要素」を分析することができてない。

 

そういう課題みたいなものを感じ取れたのが収穫かも。