かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

DANCERUSH STARDOM をプレイした感想。感動した!

 

ダンレボの正当後継?

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DANCERUSH STARDOM(ダンスラッシュ スターダム)をご存知だろうか?Dance Dance Revolution, Dance Evolution に続くダンスゲーム最新作である。2018/03/23 から稼働開始だったようだが、いまいち興味がなかった。が、やってみるとモノスゴイ感動した!すばらしいゲーム体験だった。

 

自分の感想を書き連ねるのもいいのだが、QandA的に書いていくほうがわかりやすいと思うのでそのように書く。

 

DANCERUSH STARDOMって略称なんなの?

たぶん「ダンスラ」でいいのでは。ダンスラッシュなので。

また、このゲームは「スライド」な技術が多用されるので略称に入っているのもポイントだと思う。

 

DDR(ダンレボ)とはなにが違うの?

まったく違う!(強調)

似ている点としては 足でノーツを踏むという点。ステップを刻むところ。

違う点として大きいのは…実は上下ノーツがなく仕切りがないという点かもしれない。

 

ジャンプしたり体を下げるというアクションはある。が、そこはあまり大きなポイントではないな…と体感では感じる。とはいえ体をクイクイ下げるのはイケイケな感じでダンスっぽくて楽しくはある。が、ゲーム難易度としてはそれほどでもない。

 

DANCERUSH ではすべてが一枚の大きなパネルの上での操作になる。そこには仕切りがない。言ってみればすべてがお立ち台になっているのだ。

サタデー・ナイト・フィーバーをご存知だろうか?あのお立ち台である。アレの上でいい感じに捻りまくって踊るのをイメージしてほしい。

ゲーム性として、プレイヤーが体感できるのはまさにディスコでのダンスのようなものだと思う。仕切りがなく、地面がピカピカするなかで観客に見せつけるようにダンスする…。ゲームとしては足のステップが大切だが、実際にはノリノリで体を動かすところに楽しみが生まれるのだと思う。 

 

DDRとは違い上下ノーツがないというのは実際かなり違う。
DDRは画面で見ると ←  ↓  ↑ → の順に並んでいる。実際のパネルを横並びに分割したようなものだ。

 

例えばDDRでは ← ↓ → の順でノーツが流れてくることがある。想像するのが難しいかもしれないが、←の矢印を右足で踏み、↓ の矢印を左足で踏む。体の正面を完全に左側に向けるのだ。その状態で右足を後ろに引き→矢印を踏む。

 

これをDANCERUSHでやるのは本当に簡単だ。左足を踏んだあと右足をすいっと前から後ろに引くだけである。ひっかかりがないというのがポイントである。

 

つまりDDRではパネルごとに仕切りがあり、しかもこれは実際ボタンであるわけで途切れ途切れになるのだ。この途切れがない、すいっとした動きがDANCERUSHの醍醐味だと思う。実際にやってみると自分自身フワフワしながらプレイしている気分になった。DDRのトトト…とタップダンスやランニング(?)のような感覚とは違う。  

 

なのでDDRとDANCERUSHのゲーム性はかなり違うということがわかると思う。DDRの感覚が好きな人はずっとDDRを続けるだろうし、DANCERUSH好きな人も一定は出るだろうと思う。

 

ダンエボとの違いは?

おわかりと思うが、違うよね…。ダンエボは…究極だと思う。ダンエボはもはやゲームなのかちょっと疑わしいなにかである(失礼)。なぜならばゲーム機がなくても実はダンエボは成立するからである。実際にやってる人はわかると思うがダンスを覚えてからプレイするゲームである。

 

コスプレしてダンスしたり、ある程度判定と判定の間で自分のオリジナリティを出したり、キレを良くしたりすることがポイントかも知れないが、あまりにもダンスに近すぎる。というかダンスである

 

それに比べDANCERUSHはDDRの正当な後継…と言ってもいいかもしれない。まあゲーム性はDDRのほうが遥かに難しいのだが、それは年季のせいかもしれない。ともあれDDRをよりダンス的にしたのがDANCERUSHである。ダンエボはダンスからゲーム性を付け足したような急激な進化である。EVOLUTIONは伊達じゃない。

 

足でやるチュウニズムとか言われてるけど?

それは違うのでは?

というのが自分の意見。というかぶっちゃけチュウニズム要素はノスタルジアのほうが強いだろう。KONAMIにはもともとキーボードマニアがあるからそちらからの進化とも言えなくはないが…。

個人的に言わせてもらうとチュウニズムのゲーム性とは「僕が考えたかっこいい演奏家っぽい動き」ができるゲームだと思う。AIR判定があると思うが、あれはカチャカチャ…ッターン!な動きを強制するやつである。スライドはピアノの鍵盤を端から端までズラーッと弾くアレである。

たしかにチュウニズムはタッチパネルによる無段階に見えるノーツ操作をプレイヤーにもたらしたが、それはあくまでチュウニズムのゲーム性のためのハードウェアであったと思う。

DANCERUSHはあくまでDDRでできなかった、もしくは本当にやりたかったことを実現したゲームなんだと思う。DDRでステップをかなり工夫してダンスらしく見せていたが、それをハードウェアの進化によってより自然な形で実現したのだろう。

…いやホントなんでDDRのあとにこれが出なかったのだろうか。DANCEEVOLUTIONがEVOLUTIONしすぎて…。つまり進化の系譜として正しいのはDDR → DANCERUSH → DANCE EVOLUTION なわけである。ダンエボが早すぎたんだよ!

というわけで自分の意見としてはDDRの正当後継である。

 

難易度低くない?曲数少なくない?

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