かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

IQとかのもっともらしいナゾナゾを真面目に解く気が起きない

 

 

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言いたいことはリンク先に全部書いてあるので自分が改めて書くことは何もないのだけれど、ちょっと紹介しておこうと思う。

 

IQを測る問題なんかではよくわからない数列の抜けた穴を補完する問題なんかが出る。これに対して上記リンクでは猛烈に皮肉っている。

○の中に入る数値は何でしょう?

1, 4, 9, 16, 25, 36, ○, 64

そして真剣に考える人がいるかもしれないので、答えもすぐ出しておこう。

答え:38
理由:方程式 x^8^-193x^7^+14717x^6^-572091x^5^+12135838x^4^-139153664x^3^+799970144x^2^-1933143552x+1260748800=0 の解である、と言えばすぐわかるだろう。

さあ、あなたは正解できただろうか?卑怯だなんて言う人がいるかもしれないが、どの答えも同じくらい卑怯だし根拠のない解答なのだ。

すごい屁理屈のようにも感じられるが、間違ったことを言っているわけではないし反論することもかなり難しいように思う。こういったIQの問題では”法則性”を見つけることを要求される。だが、それは果たして本当に正しいのか。そしてそのやりかたでIQは本当に測れるのだろうか。

 

つまりはその問題の法則性を見つけた!と喜んだところでそれが正しいという理由が保証されない。パンはパンでも食べられないパンは?という問題に「フライパン」と答えなければならない絶対の理由はない。

 

こういった問題を見るたびになんだかなあという気持ちが湧いてしまい解く気をなくしてしまう。どの答えも自分にとっては正しいとか言い出したらまったくその通りだからだ。上の問題も新しい答えを作ることができる。そうなるような法則だって作れるからだ。