DLCコンテンツ:ラビリンス
上記記事でHacknetをクリアしたあとにDLCのLabyrinthsが出ていることがわかったので即座に購入した。迷いはなかった。ともあれDLCをいれたのだが…さてどこで起動するのかわからないという問題が。
わりと悩んだがCSECなどの依頼を受けられるところでKaguya Trialsな依頼を受けることができる。それによりDLCが始まる。非常にわかりづらいけど、Hacknetの世界観を守れているとも言える。シナリオの整合性も大丈夫だ。
ゲームの難易度:やっぱり高いしキツイ
さてゲームの難易度といえばやっぱり高いしすごくキツイ。これはHacknetから変わらずといったところ。探偵のように侵入するための鍵を集める作業は本当に面白い。これだけで買う価値は間違いなくある。
今回からツールがいくつか増えたが、それだけ探すための手段が増えたということだ。つまり試行錯誤や自分の忘れていた穴などを見つけるとあー!と叫びたくなる。楽しい。PCの実行中のメモリをダンプして解析することで秘密のファイルを読み解いたり…。ああ、楽しい。
ともかくとしてゲーム性は変わらず、やることも変わらないが手段が増えただけで嬉しくなる。DLCとしても適切だと思う。相変わらず時間に急かされてコマンドをミスして大慌てになるというのがこのゲームの醍醐味だろう。ちなみに自分はラストで本当に焦って焦って大変だった…。
またゲーム中攻撃を受けてなんとHacknetというゲーム自体が起動しなくなる(!)という自体が発生。歓喜である。こういうのを待ってた!ということでなんと自分のPCのメモ帳が勝手に開いていて指示が書かれている。
見た瞬間にぽかーん…として、えっまじで?みたいな気持ちになる。とりあえず対象のファイルをかっこよく自分のマシンで消すわけだ。こんなコマンドを頑張ってやってるとほんのちょっぴりハッカーすきるが上がったような気がするから不思議である。
ストーリー:面白い。緊迫感もあり焦る焦る…
Kaguyaとは一体だれなのか…そして仲間たちのミッションは?いったい何を目指しているのか。そういったものを徐々に進めつつ、自分の興味があることを探っていく。…ときおり関係ないものを見てみてちょっと笑ったりもする。
有名なゲーム会社の開発者がものすごい可愛そうな境遇にあっているのを見つめたり、セキュリティ会社の人が警護している人たちのなんと意識の低いことかを嘆いていたり…。なんだか現実的な悲壮感みたいなのが妙に笑えてしまうような笑えないような…。小ネタも満載でやっぱり楽しめる。
おわりに
終盤がもう怒涛のラッシュでスクリーンショットを撮る暇もないぐらい緊迫していてまったくもって困った。本当にHacknetはプレイヤーを焦らせるのがうまいなあと思う。ゲームデザインとして当たり前のようにコマンドを打ち間違える、その重大さを突き詰めている気がする。
それに加え点在する情報をプレイヤーがかき集めて物語のようにしていく道筋はやっぱり電子的というか、こういうゲームならではという感じだ。なんとなくlainを思ってしまうのは重症だろうか。lainも現代に蘇ってくれてHacknetとぜひコラボしてほしいものだ。次回DLCにはlainネタがちゃっかり入ったりしないだろうか。
そんなわけでDLCも1000円札一枚で買えてしまうのでぜひみなさんも興味があったらやってみてほしい。