かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

The Crew 2 感想。自分で遊び方を見つけられる人なら買いかも

 

完全クリアはできなさそう

The Crew2が発売されてわりと時間も経ったので感想記事を書こうと思う。
しかし全然ゲームクリアには程遠い。全体の20%ぐらいの進行度だ。
時間がなかったわけではなく、やる気が出なかったというのが大きい。

これは実は買う前から少しだけ感じていたことだった。
今作はストーリー要素がかなり薄い。
ストーリーに重きをおいている人にとってはちょっと厳しいかもしれない。

ストーリーはほぼ存在しない

The Crew2は前作のようなダークなストーリーでは全然ない。
主人公は全米横断的なカーレースの選手になり、SNSのフォロワーみたいなのを増やして有名になることが目的である。
つまり非常にカジュアルな目的とも言えてしまう。よくあるレースゲームそのものだ。

前作のほうがストーリー的に好きなのだが、UBIソフトならではのダークさがない。
ただひたすら乗り物を集めてレースしてフォロワーを獲得する。
パーツも手に入れて終わり。それだけだ。

このフォロワーシステムもWatch dogs2のようなダークなものでは全然ない。
危険運転をすればするほど増えるので矛盾している気がしてくるシステムだ。
警察も全く介入してこないので設定的にそれでいいのか?と思わないでもない。

おそらくプレイヤーがより安心してドライブするためだからだ。
緊迫感などは微塵も存在しない。
ストーリーもそうだしゲームシステムもそうだからだ。
それがいいという人にはきっと良いゲームだと思う。

利用できる乗り物は増えたが…

今作では使える車種が増えた。飛行機にボートにバイクなどなど。
ボートはまあまあ楽しい。波の揺れ動きや地面を使ったショートカットなどは珍しい。
あまりボートを操縦するゲームは少ないからお得感はある。
ただレース内容としても盛り上がりにはかけてしまう。

バイクなどは…個人的な感想としては危ない、転ぶ、安定性がないという感じだ。
自分はバイクの運転がうまくない。
というかバイクはきっと現実世界だから楽しいのであってゲーム中だと微妙だ。

では飛行機はというとすごく楽しい。一番の大当たりだったかもしれない。
それはなぜかというとこのゲームの車両はかなり耐久度が高く(というかない?)ので無茶な運転ができるからだ。

 


エースコンバットシリーズなどでは絶対にありえない衝突をしても全く無傷である。
それにリトライが非常に早いのでストレスもない。
アメリカをめちゃくちゃに探検して一般車を恐怖のどん底に陥れるのにはいいゲームだ。
ただまあ地上を走るのは当然あんまり想定していないので遊び過ぎは危険だ。

 

 

撮影がメインなのか?

車両チェンジは即座にできるのでストレスフリーで非常に良い。
今作はUIも優れていてマップも非常に綺麗で素晴らしい。


デザインも車両もきれいになって非常に良いのだが、ゲームの目的に悩む。
写真撮影のモードはさらにきれいになったようだ。フォトクエストなどもあるらしい。
ということはある意味SNSにアップロードする目的が大きくなったのだろうか。
ゲームの面白さよりも見栄えが大きいというのはなんだかハリボテのように感じてしまう。

けれども楽しそうな写真は販売促進に繋がり、またそれが写真撮影に繋がり…
いわゆるインスタ映えする料理屋では食事の質はあまり重視されないのかもしれない。
自分が時代に取り残されてしまっているのかもしれない。

 

おわりに

結論としてはThe Crew2を買うべき人は、The Crew2を自分なりに楽しめる人である。
The Crew2に楽しませてもらうという受け身では楽しめない。
自分なりに楽しみ方、遊び方を見つけた人だけが満足できる。

ゲーム自体はThe Crew1とあんまり変わらない。
車だけでいいならThe Crew1でよいだろう。
それ以外でなにか楽しめそうなSNSの投稿だとか友人のすすめがあったなら買ってもいいかもしれない。