かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

Forza Horizon4(Steam版)をプレイした感想

フルプライス高い

2018年10月に発売されたゲームがSteamにフルプライスで販売された。
Forza Horizon4というレースゲームである。お値段なんと通常版7452円。
躊躇したが、シリーズを遊んだことがなかったので購入した。


で、感想としてはとてもよかったです。
The Crewシリーズ、Need for Speedシリーズとも違う良さがあった。
クルマそのものを優雅に楽しむゲームだと感じた。

Forza Horizon4はオープンワールドのゲーム。ほどほど広いイギリス各地が舞台だ。
あちこちに旅してレースして資金を稼ぎ、影響力(有名度だと思う)を高める。
ストーリーは薄味で、深刻な雰囲気はゼロ。牧歌的だ。お祭りな雰囲気が漂う。
公道レースの違法性だとか警察に追いかけられることもない。

 

ガチャが強すぎる

Forza Horizon4の特色について語ろう。
まずはガチャの強さである。リアルマネーの方ではない。
ゲーム内でおまけ?要素として実装されているものだ。ボーナスというべきか。
様々な場面でなぜかもらえるガチャ券で資金、アバターアイテム、車がもらえる。


これがあまりにも強い。ゲーム開始時に記念として?大量に配られるのだが…
正直ゲーム本編をやらなくても初期資金が超潤沢になる。
レア車も3-4台は普通に手に入る。
開始して30分も経てば320km/hオーバーでイギリスをバンバン走れるようになる。
ここが他のゲームと違うところだ。ストレスレスである。

 

TheCrew、NeedforSpeedでは初期時点では資金が足りず、いい車は買えない。
スピードも出ない。頑張っても220km/hくらいだろうか?
”だから”プレイヤーは車を強くするためにストーリーやミッションをこなす。
パーツを集め、資金を集め、レベル上げをし、より強い車を買って…繰り返す。
そうやってようやく300km/h以上の世界にたどり着ける。それが嫌ならリアルマネー。それしかない。

 

だが、ForzaHorizon4は違う。ひょいっとレベルがとんでもない車をくれる。
そもそもダートレース用に無料でくれたスバルのインプレッサはちょっとパーツを買えばあっという間に300km/h出る。

 

なんといいことか!これだよこれ、ストーリーとか頑張る前に走りたかったんだ!
ストレスなく、まずイギリスを走りたかったんだよ!と嬉しかった。嬉しくてホントに1時間以上そのまま走り続けた。

…まあもしかすると2018年に発売されたゲームだからゲームバランスを投げやりになっているのかもしれないが。でも自分には心地よかった。

 

オープンワールドレースゲームに求めるのは快適なドライブだ。
レースはわりと二の次なのである。のんびり走りたい。風景を楽しみたい。良い車、早い車、好きな車で。

 

バランスブレイカー:ローテクオークション

もう一つ、すさまじいバランスブレイカー要素がある。競売だ。
車を売ったり買ったりできる、ゲーム内オークションで。これがとんでもない。
なんとDLC車すら販売されているので購入できてしまうのだ!DLCとはいったい…
ただお高いので自分は買っていない。まさかオークションで買えるのに乗れないとかあるんだろうか。

 

ともあれ様々な車が毎分ごとに販売されていて、それがまた安い!お買い得なのだ。
さらに旧車ならば格段に安く買い手も少ないので簡単に落とせる。即決価格も低めだ。
旧車でもバリバリ4WD化、エンジン感想、ターボ付なんかするとあっというまに300km/hオーバー。
なんのストレスもなく運用できるので、安心して購入することができる。

 

またこのオークションやけにローテク運用なのである。どういうことかというと自動入札がない。だれかが入札したら、自分も画面を開いて値上げするポップアップ出してOKして…とやる必要がある。


なので、オークション締め切りぎっりぎりに入札すれば実は落とせる。タイミングがシビアだけど。定価が100,000CP(ゲーム内通貨)するものも20,000CPで買えたりする。なんてお得なんだ…

出品者が泣けてくるシステムだが、最低落札価格も設定できるのでしょうがないといえばしょうがない。

 

金持ち道楽気分

という感じで資金が足りなくても潤沢に車を持つことは可能である。チューニング済みの車も安く売っている。こうした点からあくせくストーリーをやらなくてもいいのだ。実際自分は全然ストーリーをやっていない。


適当にイギリス各地を走り、なぜか走っているだけでガンガン貯まるアクションポイントを手に入れ貯まったポイントでガチャ券を手に入れ、資金か車を手に入れ、競売で好きな車を買う。
資金が足りなくなったら好きな車で適当に走り出す…

 

完全に資産家の遊びである。車はもう50台くらい手に入った。全然ストーリーも進めてないけど。道楽である。だがそれがいい。余裕があるのはいいことだ。ゲームでもかつかつな運用はしたくない!

貧乏とは無縁の暮らしでのんびりと旅をするなんて…最高だ!

 

車の挙動とレースについて

あとは肝心の車の挙動だが、これがまたいい。もんのすごい細かい。パラメータてんこ盛り。Forzaシリーズ恒例だそうだが、まさかここまで細かいとは。なので挙動は安心してほしい。

 

そんな挙動がシビアっぽいのにレースの難易度はどうなんだ?というと…めっちゃぬるい。システム側から「楽勝そうですね!難易度あげます?」と聞かれる。

が、のんびりぬるくゲームをしたいので断った。なので未だにぬるーく遊べている。
毎回1位でのんびりゴールできている。これでいいんだ。

 

またオープンワールドあるあるなのだが、フリー走行中もドリフトしたりするとポイントが入るのだが…これまたぬるい!ほとんどなにしてても手に入るぐらいにはぬるい。しかもガンガン手に入る。

 

ForzaHorizon4のいいところなのだが、ほとんど障害物がない。だいたいが破壊できるのだ。道路脇の石の壁や木(そこまで太くないもの)に関しては ぽーん と破壊して突き進める。
そして破壊するとポイントが手に入ってしまうのだ!いいのか?いいんだ…。

なので困ったらイギリスののどかな風景を破壊するだけでポイントが入るよくわからないゲームになっている。でもぬるいゲーム、いいよね!ということでガンガン壊しつつ旅をしてガチャを回そう!…いいのかこれで。

 

ざっくり感想まとめ

という大変ぬるい、お金持ちの道楽を楽しめるお祭りレースゲームでした。めっちゃ好きです。