今日はちょっとお高いお店でお昼ご飯を食べた。前から行きたかったが、値段が高い。けれどお店の照明が綺麗なのである。じゃあ勉強だ、居心地をチェックしようとウキウキしてお店に入った。後ろめたさは感じつつも高ければ美味しいのだろうと。
入って見るとなるほど、確かにこれは居心地がいい。照明はどんな感じかチェックする。店内はちょっとオレンジ気味な感じで、壁にも一部強調する照明が入り、一番後ろ側は壁紙を強調するように光が当たっていて、尚且つ天井は妙に凝った照明がついている。ほほう、面白い。あれいいなあ。欲しいなあ。
音楽もいい。優雅な感じ。客層も静かで、うーん。マナーよく食べなきゃいけないのかもしれないが、すいませんマナーはちょっとご無沙汰していて自信がない、というかスキルとして持っていないので申し訳ない。できない。
ランチはやっぱりお高いだけあって美味しい。ほほう、お肉がお肉してます。お肉してないお肉はないと思うけど、やっぱり高いお店のお肉はさっぱりしているけど、自己主張をしっかりするお肉。ほほー。なんでしょう、目立つのがわかっているから目立つポーズしなくてもOKみたいな感じだろうか、そんな無駄なことを考えつつもぐもぐ食べる。行儀が悪い。
しばらく食べてみてうーんまた行きたいなあと思う味だった。空間も音楽も良くて、のんびり過ごせてよかった。けれど古い店の座敷で愛想悪くドンっとカツ丼置かれて、渋いお茶を飲むのも好きなんだよなあ。あれはあれでいい。こっちはこっちで上品でマナーが大変だけど、美味しい。
そんなことを考えつつ、食べすぎて眠くなり、あくびをしながらフラフラと帰った。