人の役に立ちたいと思うのは普通のことだ。
けれど人の役に立つことが好きでしょうがない人は多分少ない。
趣味ならば好きなことをしたほうがいい。好きなことをできている人は、強い。
趣味として人の役に立つことができる人がいる。
自分はきっと、そうはなれないのだと少し悟った。
人の役に立つことを継続してできる人は、残念ながらきっと特殊なのだ。
自分は好きなことをする。それはきっと人の役には立たない事が多いだろう。
けど、それが普通なのだ。たまたま誰かの役に立つことはあるかもしれない。
そのくらいだろう。自分は役に立とうとして頑張れる人間ではない。
間違わないようにしなきゃならないが、どうも何回も間違えている。
文章を書くこともきっと同じだ。ちょっとは役に立ちたいと見栄を張る。
誰かの役に立てないネタしかないから、書くのを諦める。
でもそれじゃ自分がつまらない。
役に立たなくても、書きたいから書く。自分が読みたかったこととか書く。
そんでもって、たまたま読んだ人が役に立ったら儲けもんだ。
自分は狙いにいくような人間じゃない。不器用だ。
VRChatとかでの3Dモデリングでもまったく同じ。
誰かのためにとか、リアリティを、クオリティをと追い求めるのは大変だ。
誰にでもできることじゃない。向いている人、いない人がいる。
Twitterもよくない。Twitterは強い人をガンガン浮き上がらせるツールだ。
たくさん毎日新しい強い人が生まれ、溢れているように見えてしまう。
誰かのためにとか、万人受け!みたいなものを作れる人は少数だ。
そして、それを目指す必要は自分にはないのだ。
何回も同じ道を歩いて回って戻ってきている気がする。
古今東西いろんな人が迷って同じことをしているんだろう。
自分の好きなものを作ろう。人や周囲に惑わされず、時流にも流されず。
自分の向き不向きを知ろう。人の役に立つことも、残念ながら向き不向きがあるんだ。
最初からウケようとか考えて作るのはやめよう。
自分が好きなもの作ったあとで、誰かの役に立ったら儲けもんだ。
下手なんだから、これくらいでちょうどいい。
自分はワールドクリエイターとやらではたぶんない。
3Dモデラーとか言ってお金を稼げる人間でもない。
自分は、ただ書いて、遊んで、楽しんで、いろんなことを理解したい。
書くのが好きだから、ただ書いて楽しんで、誰かの役に立つかは考えないことにする。