かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

独り言

 

ストーリーについての本をいくつか買って勉強している。
小説家になりたいわけじゃなくて、ものづくりのためだ。
世界観のあるモノを作りたくて勉強している。
ストーリーを感じさせるものづくりに憧れている。

 

いくつか本を立ち読みしたり、買って読んでわかったことがある。
ストーリーにはキャラクターが必要らしい。人の意思と他の意思との衝突。
それによる主人公キャラクターの成長、ドラマ。
なるほどなあ、と思いつつも若干受け入れられない気持ちが強かった。
人があまり関わらないものづくりがしたいなあと思っていた。

 

たぶん人間が苦手なのかもしれない。
キャラクターを作ること、人の動きを想像すること。かんたんにはできなさそうだ。

考えてみるとアバター作成にこだわりがなかったり、服装にも興味がない。
人間というそのものに対してもともと興味がないのだ。

だが作られたものは好きだった。小説も好きだし、論文も好きだ。
建築も好きだし、車や機械も、はてはプログラムだって好きだ。

 

間接的な人間が介在するものが好きで、直接的に人間が好きなわけではない。
なんだろう、苦手意識が強いんだろうか。人付き合いが下手だからか。
どんな髪型の人が好きだの、服装の好みだの…現実でもかなり苦手な話題だった。

アニメキャラに対しても同じだ。好きと言っても性格だとか行動力とか、そういう面を好ましく思うだけ。
他の人がフィギュア買ったりデスクトップ画像を設定したりするのが、すごいなあと思っていた。そこまで情熱がなかった。まあ…ごく一部のオタクだけかもしれないが。

 

ともあれストーリーのあるものづくりをするには…人を研究しなきゃいけない。
人の葛藤だとか、心の動きとか。そういうのから目をそむけてはいけない。

どうも”自分”というやつを強く出していると失敗するようだ。
普段生きていれば自分ひとりの意識で強く生きている。
自己中心的というのは批判によく使われるけど、他人中心は今の言葉では承認欲求モンスターだ。

自己中心のほうが酷くなければ普通の生き方である。
それを抑えて、人の生き方や在り方を考えないといけないな、とぼんやり思っている。