かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

もしゲームがない時代に生まれてたら

NovelAI

もしゲームがない時代に生まれてきたら、暇な時間になにをしてるか。

できれば本を読んだり、物を作る人生を送りたい。
けれど、本や物を作るのが好きになったのは図書館やインターネットがあったからだ。

図書館で新書は薄いわりに面白いタイトルがあって、ビジネス書っぽいから教師からも怒られにくい。新書をたくさん読んで「世の中ってどういう仕組みなのか」をたくさん読むことができたから、あらゆることに疑問をもって興味がわくようになった。

 

ものを作ることが、あこがれになったのはニコニコ動画の技術部の影響。
良かったのは、悪ふざけ、かるーい雰囲気のコミュニティだったこと。

レベルは大小様々だったけど、「だれもが作って楽しもう」という雰囲気がよかった。
子供の頃のやりたかった輪ゴムを連射する銃とか、どこまでも遠くに飛ばす方法とかを大真面目にやってる動画たちが本当に好きだった。

 

だからゲームがない時代に、図書館やインターネットもなければ今の自分にはならないだろう。環境が自分を作ったといってもいい。必ずこういう自分になるってことはたぶんないと思う。

勉強が好きで、こうして文章を書く自分になったのは100%偶然のように思える。
たまたまだ。もとからそういう性格や資質があったとは到底思わない。

 

そう思うと、もしゲームがない時代に生まれたとしたらとか、いろんな前提で考えてもいいのだが、結局は予想もつかない人生を送っているのだろう。きっと人生でなにかの出会いがあって偶然になにかに目覚めて楽しんでいるのかもしれない。

 

たまたま見かけた生き物が珍しくて、生き物系の学者を目指しちゃうとか。
立派な建物を見て、たまたま募集があってあこがれて大工を目指すとか。

 

人生は想像もつかない出会いとか偶然があって、今の自分とはまったく違うけど、それはそれで幸せな道を歩んでいるのかもしれない。逆の未来もあるわけだけど、想像するだけならポジティブに考えてもいいだろう。

 

そう思うと人生、まだまだこれからで数年先にまた偶然の出会いがあって、
突然にスキーにハマっちゃうとかサーフィンしだすとかありえるのかもしれない。

そろそろ年末で、新年も近くなるわけで。未来に面白い偶然が転がってたら嬉しい。