かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

読書

TED「創造性をはぐくむには」を見るとアイディアについて考え方が変わる

アイディアはコントロールできるのか アイディアは天才しかつかめない…わけではない おわりに アイディアはコントロールできるのか 自分はよくブログの記事を書くのに時間がないとかネタがないと悩むことが多い。”独創的なアイディア”を出せ!なんて無茶振り…

HSP(Highly Sensitive Person)・敏感すぎる人 の注意点。内向的人間の時代との比較。

自分探しの際に見つけたが… 内向的人間の時代との比較 おわりに 自分探しの際に見つけたが… www3.nhk.or.jp 最近HSP、敏感すぎる人という言葉がはてなブックマークで注目されていた。自分も昔、いったい自分がどういう性格なのか?どうしてこんなに生きづら…

勉強の哲学の感想。自分の過去の体験や自分の哲学をマッピングしても面白い。

この本はいったい誰のために、なにを目的としているのか 「深い」勉強をすると周囲とズレてしまい、元のバカには戻れなくなる 非常に読みにくい点 一度反発したけれど、読みほぐすと納得できる主張 本書の半分ぐらいで初めて著者の主張が飲み込めた この本の…

文章を書く原動力に必要なのは、その文章がいかに自分の人生のメインテーマに関わっているかじゃないか?

全力で書いて満足することは正しいのか? 自分が書きたいと思っている、その本心に近いところを書く 自分の人生のメインテーマに関連したことを書く 自分のメインテーマを進めることができたことへの喜び 全ての人を納得させる難しさ おわりに 全力で書いて…

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」は強烈だ。どこか「坊っちゃん」にも似てる気がする。教師だからかな?

逸話に事欠かない物理学者、ファインマン 夏目漱石「坊っちゃん」との類似性 ファインマンさんの信念 おわりに 逸話に事欠かない物理学者、ファインマン 大学時代に「ご冗談でしょう、ファインマンさん」が図書館にあったので読んでみた。本人が直々につけた…

〆切本は締め切りに追われる人に勇気をくれるかもしれない。

全ての締め切りに追われる人へ おわりに 全ての締め切りに追われる人へ 〆切本 作者: 夏目漱石,江戸川乱歩,星新一,村上春樹,藤子不二雄?,野坂昭如など全90人 出版社/メーカー: 左右社 発売日: 2016/08/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

廃墟の良さと百年の愚行。廃墟ゲーをもっとやりたいな。

廃墟は人の気配がなくなってゆくからいい 百年の愚行から受けた衝撃 おわりに 廃墟は人の気配がなくなってゆくからいい 廃墟が好きだ。完膚なきまでに人気がない姿が好きだ。そこにいた人々に思いを馳せるのが好きだ。人工物が自然に侵食されてゆく光景が好…

創作・批評は新しいアイディアに対する文化の免疫反応じゃないかと思う。

人類が漠然と感じる恐怖に対して作品が求められる 自分の中に抗体を作るために作品を読む おわりに 人類が漠然と感じる恐怖に対して作品が求められる 新しいアイディアが出たとき、人類はそれを受け入れようとして創作や批評によって順応するのではないか。…

食わず嫌いの読書バージョン、読まず嫌い。ひょっとして自分に向けた本じゃないと思ってるからでは。

勉強の哲学が自分向けだとは思わなかった ”読まず嫌い”を解く作業 おわりに 勉強の哲学が自分向けだとは思わなかった 勉強の哲学 来たるべきバカのために 作者: 千葉雅也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) こ…

自分が本を買うきっかけや基準と本棚の継承という考えについて。

自分で選んだのではなく人に惹かれて買った本が多い 自分の本棚は誰かの本棚の継承を重ねて作られたものだろうか おわりに 自分で選んだのではなく人に惹かれて買った本が多い スゴイ人や圧倒的な知識を持った人の素晴らしい記事を読んだりすると、こんな人…

読書が好きになったきっかけは齋藤孝の「三色ボールペンで読む日本語」だった。

読書に対する”姿勢”を変化させて壁を破ってくれる本 第一の壁:本に線を引くという抵抗感 第二の壁:どれも重要で線をたくさん引いてしまうから真っ赤に 第三の壁:文章を切り捨てたくない甘えから真っ青に 読書の楽しさを知るための緑 読書に対する”姿勢”を…

Kindle Paperwhiteのレビュー。一番不満になる点はハイライト機能だと思う。せっかくいい機能なのに…

紙と変わらないという信じられないほどの衝撃 電子媒体という特性やPDFが読めるという利点を活かす いい機能だからこそ、本当にもったいないハイライト機能に悶える おわりに 紙と変わらないという信じられないほどの衝撃 Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック…

なぜブログ名を「日記帳」にしているかという説明と書くスタイルについて。

本が好きへの投稿 あちこち話題が飛んでいくわけ ブログ名の由来 本が好きへの投稿 先日のブログ記事を読んで本が好き!の運営者の方がコメントしていたので、登録することにした。そしてブログ記事の中で書評を書いていたものを一部リライトして載せた。 ww…

「なぜ人を殺してはいけないのか」の質問に真面目に考えてた子供時代と今

哲学に憧れて確かめたくなる年頃 「正義」の流行 自分の感情を受け入れられるようになった おわりに 哲学に憧れて確かめたくなる年頃 中学校、高校になると反抗期を迎えたり論理的な思考力がついてくるからか、「なぜ人を殺してはいけないのか」という疑問に…

マストドンの流行を見て思い出したイーロンマスクの言葉。たかがコミュニケーションツールなのだろうか。

コミュニケーションツールの価値とは 自意識過剰か、使命に燃える男か Twitterが成しえた変革 コミュニケーションツールの価値とは www.itmedia.co.jp 最近マストドンの勢いがスゴイ。Pixivが運営しているPawoo.netのアカウント数は既に世界一になってしまっ…

融けるデザインの感想。ページが”重い”、”軽い”というのは何故か。そして融けるとは、自己帰属感とは?

融けるデザイン、Amazonで品薄状態 VisualHapticsから体験できる、未知の”感覚” どうしてコンピュータ用語が擬人化されるのか? 自己帰属感という素晴らしく面白い観点 おわりに 融けるデザイン、Amazonで品薄状態 融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代…

ハーバードの心理学講義のTED動画がすごくよかった!内向的人間の時代にリンクしてる!

わりとおしゃれな表紙の自己啓発本チックなやつ 実は内向的と外向的性格のめっちゃ面白い話だった! 本編前のよもやま話 話の要約 感想 わりとおしゃれな表紙の自己啓発本チックなやつ 最近「ハーバード流○○」とか「スタンフォードの○○」などがくっついてる…

失敗から学ぶユーザーインタフェースが非常に面白かった

初めて入った飲食店でシステムがわからず居心地悪くなる現象 世の中の不思議なデザイン集 自分の適応力が足りないではなく、デザインが悪い おわりに 初めて入った飲食店でシステムがわからず居心地悪くなる現象 例えば旅行中、ふと気になった繁盛しているお…

乾いているか、湿っているかが名文と悪文の違い。文章読本(向井 敏)について。

一味違う始まり方をする文章読本 乾いた文章=恨みなどの感情に目を曇らせない 湿った文章 名文と悪文を対比させながら熱っぽく読ませてくれるこの本こそ、名作。 おわりに 一味違う始まり方をする文章読本 文章読本 (文春文庫) 作者: 向井敏 出版社/メーカ…

図書館の機能と満足度向上を目指すCode4Libがものすごく大好き。

2015年度発表からiBeaconでデータ取りをした話が面白い 実はみんな自分の中で関連付けて、ハイパーリンク化している? おわりに 図書館が好きになったのは、大学で学問の楽しさに目覚めてからだった。これまで目を向けてなかった図書館の有用さに驚き、もっ…

背後で爆発音がして振り返ったという表現の各作家まとめが好き。

フョードル・ドストエフスキー (江川卓) ライトノベルの表現技法 自分がなぜ好きなのかを説明できるか anond.hatelabo.jp matome.naver.jp 小説では基本的に擬音を使って表現するのは好ましくないとされる。ドカーンと書かずに、なんとかして周囲の人間を使…

5歳の子どもにできそうでできないアートはすごく面白い

タイトルから挑戦的な本 本物と偽物の差は?何がいったい芸術なのか? 文章や言葉は全て他人のものなのか? もうすべて出尽くしてしまったのか? タイトルから挑戦的な本 以前から現代の芸術作品について理解したいなと思っていたのだが、その欲求そのままの…

本を読むのも文章を書くのも今は運任せにしている

本に出合うのは一期一会の無意識的な運任せ 記事を書くのは自分の心の整理とタイミングの運任せ 成長することは大事だけど、方向を見失わない成長をする 本を読むことと文章を書くことというのは表と裏、入力と出力といったセットのように語られることが多い…

世の中にたえて桜のなかりせば。素直じゃない表現のいじらしさ。

桜に思いを馳せる お題「好きな短歌」 記事を書くのに困ったのでお題スロットを回して出た「好きな短歌」について書きます。好きな短歌は何ですか?と聞かれて即答できる人はなかなかいないと思いますが、自分はコレ!と決めているので困りません。 ちなみに…

「子供に小説は書けない」に対する反論。自分なりに「書く」ということに答えを出すこと。

子供に小説は書けないという批判は適切か 大事なのは心 「子供に小説は書けない」という意見に対しての自分の結論 ncode.syosetu.com こういうものを見ると心が毒される。自分の中で弱っている部分に直接ダメージを食らうように感じる。自分もブログを書いて…

ある日ものすごく人間が嫌いになった日があった。そのおかげでわかったこと。

わからないけど、とにかく人間嫌いに 人間嫌いになってわかった絶望 おわりに わからないけど、とにかく人間嫌いに なんというか、凄まじく気分が落ち込んでしまった日がある。別に何かがあったわけじゃない。ただ気分の落ち込みが酷かった。幸いにして休み…

ケータイのおもいで。三行ブログ大好きだったなあ。

特別お題「おもいでのケータイ」 はじめてのケータイ インターネット+ケータイ メールマガジンの思い出 はじめてのケータイ 昔ケータイを買うときはもんのすっごい悩んだ。近くのケータイショップのカタログをあらかた貰って帰った覚えがある。キャリアはau…

一芸に秀でた人たちが非日常を記録したものに感動する

おわりに 小説家になろうでよく読むジャンル、というか唯一読んでるジャンルは「エッセイ」。なんていうか、書き口が洗練されている。そして書き手も読み手もなんだか肥えている。それでいてブログよりも荒れているようには見えないし、そこまで苛烈な書き口…

昔、高校の物理で感動したドップラー効果の話。自分で手に入れた真理と血肉化について。

ドップラー効果基礎 自分で疑問に思ったことを試して感動 自分で掴んだ真理の重要性 おわりに ドップラー効果をご存知でしょうか。救急車が遠くからやってきて、目の前を通り過ぎる際に、音が変化する現象が有名な例です。こちらに音の発生源が近づく場合、…

戦術・戦略が頭に入ってこないのをゲームで疑似体験して血肉にする

戦略は高校の古典から たまたま出会った転機 実際にやってみてうけた衝撃 おわりに 現代において1000~2000人を率いて戦闘行動をとったことのある人はほとんどいないでしょう。まあ運動会とか催し物やイベント会場の誘導などで人を率いることはしたかもしれ…